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Diverの独り言

☆Zamami De Dive

以前座間味のナイトダイブで、珊瑚の産卵を、ビデオとスチールカメラに撮影するということで手伝いをしました。

 夜8時出航、深夜1時ごろまでかかる作業でした。とにかくひとり3~4本のタンクを駆使して、水深10M程度を1本90分前後潜り、産卵シーンを撮るのが目的でした。

 「手伝ってくれ。」の一言に、モデルにでもなるのかなと思いましたが、実態はいわゆる機材運びと、照明あて、ケーブルさばき・・・。水面休息も何もなくボートに上がり、タンクチェンジで直ぐ潜るという連続でした。なかなかできない体験だったので、面白かったのですが、もちろんポイント名はなく、潜水時間もわからないまま、LOGBOOKには記載されないダイブでした。

またLOGBOOKには記載されないダイブというと座間味での早朝ダイブ、朝6時過ぎからNHKの朝番組の生取材で「さすがは座間味です。こんな早朝からダイバーが潜ってます。」ということで、仕込みダイバーを演じました。

 船上からバックロールで飛び込み、潮の流れがきついなかロープにつかまるという設定でしたが、ディレクターのキュー出しがはやくて、ヘリコプターからのカメラ1台なのでTVには豆粒ほどにしか写らず、後は寂しげに泡のみが映し出され、結局初心者ダイバーの方が船上で待機しているが大写しで顔もバッチリ、クローズアップです。

カッコ悪いのは、前夜、私たちの東京の友人に「明日の朝のNHKの朝番で全国ネットの取材されるんだぞ。」と言いまくってしまい、挙句の果てが豆粒です。こんなのありでしょうか。

東京へ戻ってから暫くの間友人に合わせる顔がありませんでした。

☆撮れ取れダイバーズ

沖縄本島でダイビングをしたときの事です。
昼間2本潜りその日はナイトダイブの日でした(曜日によって可能日)。夜10時30分に集合しショップでウエット、機材をセットアップしてワゴンに載せ目的地まで走ります。ところが目的地には設備はなくて車のライトで装着して、、11時30分過ぎからエントリー、そこで海中に入る前に全員にスピアを渡すのです。
私たちはカメラを持っていたのでスピアは渡されず、当然ガイドもしません。

まあビーチエントリーなので危険はありません。
ところが魚は水中写真を撮った後にスピアで取られるのです。
これには参りました。アオブダイ、タコ、イセエビ等です。もうビックリ、60分近く潜った後はショップに戻り魚をさばいて泡盛で酒盛りの始まりです。
後で分かったのですが、その日のメンバーはナイトしかやらない客(地元の方々)、そして地元のうみんちゅなどなど、朝4時過ぎまでやってました。
ナイト=海賊という方程式がここにはあることが分かりました。なんせこのショップ、最初に作った部屋はキッチンだそうです。

 

☆やばいガイド現る!

久米島でとんでもないおもいをしました。
13、4人の男女でダイビングツアーを組んで行ったのですが、ガイドひとりでダイビング、やたら海中で早く泳ぎ、カメラの被写体を探す暇もなく、はぐれてしまう人も出てきました。それでもう少し客の泳力にあわせるように伝えると(ダイバー10名ほどカメラを持っているのです。状況見れば無理を言っているわけではない。)、ガイドのほうのペースにあわせるように言われました。こいつ魚じゃないのというくらいに本当に速く泳ぐガイドでした。素人相手に何むきになってんだよ。どっちが客だか分からない。エアーチェックもしません。仕方なくみんなでチェックしガイドに伝える、ボートに上がればみんなへとへとです。
後半はこいつはやたら洞窟が好きなようで、穴を見るといきなり入っていき、実は私は人ひとりが通れる洞窟の中で前にも後ろにも行けずになり(タンクがつかえた)、ゲージを見ると20を指し水深は20mオーバーかなりヤバイ思いをしたことがありました。
こんなバカたれガイドについていくのはもうこりごりです。
皆さんもヤバイガイドには気をつけましょう。とりあえず水中でエアーチェックをしないガイドはヤバイかも。

☆座間味でヤドカリ

沖縄座間味にあるダイビングサービス「ダイブハウスヤドカリ」である。勿論地元のダイバーで他の地域から移住して来た。そこいらのダイブショップと違い、座間味の隅から隅まで熟知している。たたき上げのショップである。そんなことから、いつも座間味に行くときは、お世話になっているが、オーナーとの出会いは中村雅俊のマネージャーを通して知り合った。実はその前までは他のショップを使っていた。いわゆる常宿の民宿米子はそのショップからの紹介であったが、ダイビングショップだけを変えてしまった。
ここのオーナーは芸能界に知り合いが多いことと、映像・写真関係に造詣がある。そんなことから、ハードダイビングと言うよりも、被写体を探して潜るスタイルが得意でセーフティダイビングである。エアーチェックも気がつかないうちに行い。気がつくと船の近くで、残圧がある限り潜るというスタイル。
また、魚にも詳しくて、TV関係の仕事もかなり信頼性があり、よく依頼されるようである。
最近は、このオーナーもひとまわり大きな船を購入して、ガイディングは子供に譲り、もっぱらダイビング中は船の上でのんびりのようであるが、まだまだいっしょに潜りたい一人である。

☆座間味民宿米子の206号

10年以上前から座間味ではDIVINGするときはお世話になっているいわゆる常宿である。年3回座間味DIVINGを行っていた時もあったが最近は年1回行くのが精一杯で、ここの米子おばちゃんにもすっかりご無沙汰です。
まずこの民宿はいろいろ融通を聞いてくれる。部屋は指定206号、食事はおいしい、機材の干場は広くてオープンエアー、中庭でビールが美味い、おばちゃんの心遣いは最高、しかし一番良いのは私の使っているDIVING SHOPの客がほとんどいないこと、すなわちSHOPが違うと風呂場、干場の争奪戦が激化しません。また集合時間、解散時間のタイムラグが生じて、ゆっくりした気持ちで座間味DIVINGを満喫できます。
これからもここの宿は僕らの常宿指定旅館でいてくれるでしょう。

☆青いフィンには気をつけろ!

まだ伊豆半島の網代がダイビングスポットとしてオープンしたばかりの頃の話ですが、ボートダイビングで仲間内でガイドなしで潜った時に、海中は味噌汁状態で視界50㎝ぐらいの状態でした。

当然みんながバラバラに潜水してしまい、行けども行けども海底につかず、途中海中に浮遊しているビニール袋が海底かと思えるような状態でした。
結局60mオーバーで着底、一分間の滞在でゆっくり海上に戻ることにしました。まったく流れはなかったので良かったのですが、海上に戻って時でした青いフフィンをつけたダイバーが今まさに頭から潜りフィンのみだけが見えたのです。しかし考えてみると仲間内には青いフィンの仲間はいません。ましてやオープンしたてのポイントなので回りには私たちの仲間の乗るボート以外ありませんでした。仲間で貸し切りですので見ず知らずの人がいるはずもなく、いったい青いフィンのダイバーは誰だったんでしょう。考えてみると近くに熱海の錦ヶ浦(自殺の名所)もあるので後から背筋が凍る思いをした経験があります。

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